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在来インゲンの発見

在来インゲン

インゲンの在来種を見つけました。
正月の親戚周りで、小川の街中に住む親戚が作っていたものに出会いました。

20〜30年前に譲り受けてから今まで種を採り続けていたのですが、何の品種で、何処から譲り受けて来たのか覚えていないそうです。

種を探して思うのですが、皆さん種の経歴や品種には無頓着で、ただ「良く穫れ、美味しいから作る」というシンプルな考え方をしている方が多いような感じがします。 続きを読む

遺伝子組み換え食物の現状と私たちにできること

私たちの種

昨日は「バンダナ、シヴァいのちの種を抱きしめて」というドキュメンタリーの上映会と、岡本よりたかさんによる遺伝子組み換え作物の講演があり、参加してきました。

岡本よりたかさんの遺伝子組み換え作物の解説を通して、シヴァ氏の訴えについて考えてみます。

遺伝子組み換え(以下GM)作物は、そもそもバイオテクノロジー企業が世界の種子市場を独占するために商業利用したものであり、様々な問題が指摘されながらも日本に輸入され、殆どの一般家庭の食卓に供されている作物です。 続きを読む

在来種「どじょう」インゲン見つかった

見つかったいんげん「どじょう」

 

在来と思われるいんげんの種が見つかりました!
栽培していたのは青山地区に住む横田良一さん82歳。(親族ではない様です。)
横田さんの母が終戦の前の年に何処からか種を貰って来たのが始まりで、受け継いでからも大切に種を取り続けてきたものです。

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在来ささげの発見

在来ささげ

在来種が見つかりました。

横田智治さん、80に近いおじいちゃんが今でも大切に守って来たのは、大角豆(ささげ)、またの名をインゲンです。

智治さんは、私たちがともちゃんと呼ぶ親戚です。

種の来歴をたどると、明治時代にはすでに小川町の青山地区で栽培していたことがわかりました。

「小川町の歴史」によれば、江戸後期、1800年代には「大角木」とか「いんけん」と言う作物の栽培記録があり、これがおそらくインゲンである事と、少なくとも小川町周辺ではよく栽培されていた作物であったことが伺えます。 続きを読む

4つ入り在来落花生

四つ入り落花生

四つ入り落花生

探していた落花生が見つかりました。!!

この落花生は隣村の東秩父で作られていたもので、ずいぶん前に農場でも作っていた時期があったものです。

東秩父の知り合いをあたっていたのですが、今日、「見つかった」という連絡をもらい、種を分けていただきに行きました。

この種は、小川町近郊で受け継がれていたもので、今ではほとんど失われてしまったそうです。 続きを読む