インゲンの在来種を見つけました。
正月の親戚周りで、小川の街中に住む親戚が作っていたものに出会いました。
20〜30年前に譲り受けてから今まで種を採り続けていたのですが、何の品種で、何処から譲り受けて来たのか覚えていないそうです。
種を探して思うのですが、皆さん種の経歴や品種には無頓着で、ただ「良く穫れ、美味しいから作る」というシンプルな考え方をしている方が多いような感じがします。
案外、余計なことは考えず、「美味しいから残る。」ただそれだけなのでしょう。
青山在来大豆も、元々横田農場も含め、近所の農家の方々が作っていましたが、農家のおばあちゃん達は、結構他の豆に浮気するのです。 しかし、「やっぱりこっちが美味しい」と言って戻って来ることを繰り返していたと云う話を良く聞きました。
だからこそ、今に残った在来種は美味しい。本当に美味しいと思います。それは、何百年も人間の舌によって選抜されてきた結果なのかもしれません。
この名もなきインゲンも今年作ってみようと思います。
さて、どんなインゲンなのか、今から楽しみです。