赤土とり

赤土とり

赤土とり

苗土に使う赤土をとってきました。
関東の山は、浅間、榛名、赤城、男体山の火山灰が古代から降り積もった堆積層に覆われています。赤土は、そうした火山灰が、時間をかけて鉄分が酸化して赤色に成ったものです。
赤色を呈しているものは、一万年以上前のもので、それより新しいものは黒いのだそう。

赤土をは粘土質なので、苗土に使う腐葉土に混ぜることで、保水力を高めることができます。

周辺で、古くから「ズッコケ山」と呼ばれるポイントには、崩れた山肌に赤土が露出しているので、ここに赤土を取りに行きます。
ズッコケとは崩れた山肌という意味。

掘り出した赤土は、固まっていたり、木の根が混ざっていたりするので、ふるいにかけて(かけない場合もありますが…)麓に運び出します。

今日は米袋6体分と、トロ舟2杯分。200キロ行くか行かないかを運びました。

これで苗土の材料は揃いました。しばらく使うことができるでしょう。

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