畑のマナー

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畑に散乱するゴミ

今日も昨日の続きをしました。
開墾した梅林と一緒に借りた畑には、以前使っていた借主が置いていったゴミが散乱していたので、この片付けからです。

石、トタン、支柱、育苗ポット、かご、化学肥料、ビン、ペットボトル、発泡スチロール…
畑に放置されたままのゴミに、思う事を少し。

この畑は、借りていた人達が、借りているうちに、介護施設に入ってしまったり、亡くなったりして、放置されてしまったのだそうです。
これ、普通は土地を借りていた本人が管理できなくなった時は、その親族が引き継ぎ、畑の管理をするなり、後片付けをするなりするのがマナーです。
ここだけではなく、結構こんなところが多い。特に、農家でない方が借りた後は多いように感じます。何故なら、資材や機械を置く場所や、それらを運ぶトラックがないと、畑が置き場になり易いのです。結局それらが片付けられないまま、放置されてしまう。

これでは地主も貸したくなくなります。後片付けは地主の仕事ではありません。「畑の維持管理」は、畑を借りる上での最低限の合意条件のはずだからです。(その代わり地主は対価を積極的に求めない場合が多い)
ここの地主は、貸したことを後悔していました。 すっかり荒れ果て、管理もできないので、借り手もつかなかったそうです。

繰り返しますが、
管理、又は返却時の原状回復は畑を借りる上でのマナーです。それを借主が履行できない場合、親族が責任をもって行うものです。

でないと、本当に借りたい時に借りられなくなってしまいます。

農家と地主との良好な関係は、マナーを守る事が大切です。

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