温床作りもあと少し

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しば掃き

温床作りもあと少しです。

今日は山に入り、落ち葉掃きをしました。
今年は落ち葉の量が少ないのか、いつもより広範囲を掃いています。あと一回掃いてくれば終わるのですが、この場所では足らないようなので、明日は場所を変えて掃くつもりです。山を利用すれば山が綺麗になる。山が綺麗になれば獣の餌が出来る。獣の餌があれば、害獣は害ではなくなります。昨日行った千鹿谷集落では、昔は獣が人里に降りてくるという話はほとんど聞いたことはなかったそうです。
今、何が起こっているかというと、鹿や猪が農作物を食い荒らしてしまうそうです。それは、山に人が入らなくなったからだと、集落の住人は話していました。 これに、猿が出てくると、畑を耕す事が一層困難になってしまうとも。
石油の登場、外国木材を使う建築や木製品の増加、化学肥料と農薬の利用によって、捨て去られた山。その代償が、獣との食料の奪い合いです。
山間地の農地では、獣害によって耕作を放棄した畑がどんどん増えています。やはり、持続可能な農業には、山を無視できません。山の価値(燃料、木材、腐葉土、山菜、肉を持続可能に得ること)を見直し、利用し、保全することで、獣との共存ができれば、それが一番の解決になるはずです。落ち葉掃きはその第一歩。いつか害獣から害と言う文字が外れる事を願って。
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