昨日は小鹿野の千鹿谷集落へ行きました。
去年、この地の在来種をいくつか頂き、それを青山でも作りました。昨日は、青山で採れた千鹿谷の種を、ふるさとへ返しに行きました。
千鹿谷郷は秩父山地の深い山に抱かれた、傾斜の緩い土地を切り開いた土地で、昔ながらの営みが色濃く残っている地域です。
周囲から隔絶された環境からか、古くからの種が受け継がれていて、今でも栽培されているものが多く残されていました。 続きを読む
昨日は小鹿野の千鹿谷集落へ行きました。
去年、この地の在来種をいくつか頂き、それを青山でも作りました。昨日は、青山で採れた千鹿谷の種を、ふるさとへ返しに行きました。
千鹿谷郷は秩父山地の深い山に抱かれた、傾斜の緩い土地を切り開いた土地で、昔ながらの営みが色濃く残っている地域です。
周囲から隔絶された環境からか、古くからの種が受け継がれていて、今でも栽培されているものが多く残されていました。 続きを読む
天日干した埼玉在来の八房インゲン(と云われている)。横田農場で種採りを続けて6年になります。
埼玉在来だからか、小川町でも作りやすい品種です。
元々は薄いピンク色をした種ですが、若干交雑が進んで薄い紫や茶色のものが出てきました。
インゲンは、遠くから虫が運んできた花粉や、風に乗ってきたわずかな花粉でも受粉して交雑してしまうので、とても種採りに手間のかかる野菜です。 続きを読む
去年仕込んだ味噌です。こちらは麦味噌。農場の青山在来大豆と大麦(関取)を使いました。
小川町(だけではないかも知れないけれども)は、昔から麦味噌の文化でした。現在は米味噌が一般的ですが、米は江戸以前だと年貢として、それ以降でも地主への小作料として払っていたので、味噌に使うほど量が無かったようです。
味噌を作るのに欠かせないのが麹。農場の近くにもコウジヤと言って、麹屋の名が残ったスーパーがありました。醤油蔵もその近くにあり、大豆文化が地域の生活と密着し、産業も生み出してたことが想像されます。どちらも、今となっては無くなってしまいましたが…。 続きを読む
インゲンの在来種を見つけました。
正月の親戚周りで、小川の街中に住む親戚が作っていたものに出会いました。
20〜30年前に譲り受けてから今まで種を採り続けていたのですが、何の品種で、何処から譲り受けて来たのか覚えていないそうです。
種を探して思うのですが、皆さん種の経歴や品種には無頓着で、ただ「良く穫れ、美味しいから作る」というシンプルな考え方をしている方が多いような感じがします。 続きを読む
年明けのお野菜。だいぶ霜にあたり、痛みが目立ってきた野菜が増えてきました。
最初の写真2枚は聖護院大根。 こちらは野口種苗から今年買ったもの。野口種苗の種は若干交配気味ですが寒さに強く、葉も未だ元気です。
種採りはこちらでしようと思っています。 続きを読む