投稿者「横田農場 - 小川町」のアーカイブ

トマトの種とり

トマトの種とり

トマトのタネをとりました。
形や色艶はもちろん、割れづらく、最後まで病気にかからずに残ったものからタネをとります。
といっても、ちょっとだけいい加減にやります。これが一番大事。
「いい加減」が遺伝子的なバラツキを生み、種(しゅ)全体を強くします。同じ形質のものばかりを残して種をとると、どんどん弱くなってしまいます。

「いい加減」は、地球上の生物の進化に秘められた生存戦略のお手本みたいなものです。
世の中、「いい加減」が通用しなくなってますが、加減が一方に偏った世の中ほど、心もとない物はないですね。
人間社会は、雑多な価値観に満ち溢れているからこそ、様々な文化が花開くわけですから。

と、まあこんなこと書きながら、実は最後に収穫したやつからホイホイと選んできただけだったりして。

来年、より力強いタネになりますように。

#トマト
#種
#種とり

種まき

種まき

小松菜、水菜、サラダからし菜、ルッコラ、かつお菜、ハクサイのタネを。
人参はやっと蒔けました。

今年は雨でほとんど耕せなかったので、畑の準備が遅め。

ダイコンとカブを蒔きたいこの頃。

#種まき

大豆

大豆

大きくなってきました。
今年は開花が遅く、やっと花を付けてくれました。
この頃になると、枝豆の甘い香りが漂って来るんです。

ところで、10月13日、枝豆まつり計画中です。地ビールと一緒に在来大豆の枝豆を味わっちゃいましょう!
告知は後ほど。

#青山在来大豆
#青山在来

草刈り

草刈り

今年は天候に恵まれず、火がついたように一気に草だらけ。
一度草にするとタネをこぼし、来年にも響くので、手痛い残火となります。

草をよそに大豆の管理を優先していたので、しょうがないっちゃしょうがない。

この変な天候がこれからも続くと思うと辛いなあと。

#畑

麦茶が出来上がりました!

麦茶が出来上がりました!

横田農場の麦茶の焙煎は、隣町の職人さんにお願いしています。
職人さんは不二農産加工所の藤野さん。
戦前に先代が油絞りを始めて以来、地域の農産物加工を今でも請け負っている工房です。

藤野さん曰く、「麦茶は、浅煎りがいい。色を出すのに深煎りすると、麦の味も香りも無くなってしまう。」と。

先代の始めた油絞りは、前後に油を絞るためのアブラナやゴマを作る近隣の農家が減ったことで、千葉から落花生を仕入れて落花生油を絞り始めました。焙煎はその落花生を煎りはじめたのが始まり。
以来、半世紀以上を焙煎に捧げてきた藤野さん。

大麦の香りと味を損なわない焙煎香。藤野さんならではの味。地域の大切な文化です。

近所に職人さんがいるのは財産です。
その麦茶の色を見るたびに、自分の生まれた場所、そしてアイデンティティの成り立ちを思い起こさせてくれる。文化とはそういうものだと思うのです。

今では地域の小さな加工所、そしてその職人さんは数えるほどになってしまいました。
ここ、富士農産加工所も後継がいません。

あとつぎ、募集中でなのです!

先日行われた第3回原宿食サミットにて、「食と農業」をテーマに登壇させていただいた様子を取り上げていただきました。

先日行われた第3回原宿食サミットにて、「食と農業」をテーマに登壇させていただいた様子を取り上げていただきました。

食や農業を取り巻く問題、何を話そうかすごく迷いました。
誰かを悪者にすれば、ラクな話だと思う。でもそれじゃ前に進めないなと。

よく「知ろうとしない消費者」というけれど、「では、農家や流通、料理人はちゃんと伝えてきたのか」と思ってしまうのです。
問題なのは、お互いの無関心、コミュニケーション不足じゃないのかなと。

懐古主義もよく耳にするけれど、これも違うなと思ってしまうのです。
戦後、経済の夜明けから今に至るまで、生産者と消費者は物理的にも精神的にも限りなく離れてしまいました。
しかし、それが結果としてお互いの無関心を生んだとは言え、必要としてやったことだと信じるしかないのです。
信じた上で、改めてこれからどうあるべきかを選択しなければならない局面に立たされているのだと思っています。

そこで、生産者か消費者のせいにすればラクだけど、それでは一歩も前に進めない。
知らない相手に自分の問題を押し付けても何も解決しないのです。

なら、お互いの関心を取り戻すとがその一歩目にはならないでしょうか。
コミュニケーションを通して、今ある問題に、立場を超えてみんなでちゃんと向き合おうよ、とならないと。

そのために、小さくてもコミュニケーションができる場が沢山あるといいなと思う。
そうすれば、環境問題とか、食の問題は、自然と解決の方向に向かうのかなと思うのは、私たちにどのくらい時間が残されているのかわからないだけに、楽観的でしょうかね。